坪山斉は1981年宮城県仙台市生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程油画技法・材料第一研究室修了後、現在は福岡県を拠点に作品を制作している。その無二性や経年変化の少ないことから個人認証システムに利用されている眼の虹彩をモチーフに、フラットな色面によって描いた「Iris」シリーズや、その虹彩の一部を抽出し抽象性を帯びた「Light」シリーズを展開。「独立しつつ、どこかに含まれている」という個と公の関係や側面、そしてその本質を鑑賞者へと問いかけている。
主な経歴について
- 2024年
- 【主な展覧会】 「Return to seeing」(ContemporaryTokyo、東京)
- 2018~2022年
- 【主な展覧会】 「identify」(ラディウム-レントゲンヴェルケ、2018)、「『Portrait』展」(スパイラルガーデン、東京、2019)など。コミッション・ワークとして、UNIQLO SUW(Sport Utility Wear)2022 春夏グローバルプロモーションのためのウィンドウアートワーク(2022)